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1.HDSH-60の特徴
1)ヒーター1台で両面を加熱できます。
ヒーターの中心にハロゲンランプを組み込み、両面が加熱できるように集光鏡を設計。
金型の余熱等で加熱対象物と加熱対象物の間に設置し、ヒーター1台で両面が加熱可能に。
1台で加熱できるので、軽量化、省エネ化が可能です。
2)連結して複数台で使用できます。
加熱対象物に合わせてヒーターを複数台並べて使用できます。
3)ヒーターの立上り時間は数秒です。
発熱体はハロゲンランプを使用しているので、立上り時間は非常に速いです。
4)金属の加熱に適しています。
金属に加熱に適した短波長を照射するので、金属の加熱に最適です。
2.HDSH-60の外形写真
3.HDSH-60の温度分布
下の写真は距離30㎜の箇所から耐熱煉瓦を照射したときの熱画像です。
熱画像をハロゲン両面ヒーターのミラー範囲(280mm×60mm)の温度を最高温度で分割し、耐熱レンガの温度分布を定量化します。
4.HDSH-60の昇温時間
【ご注意】
赤外線加熱では対象物の赤外線吸収率により加熱温度が変わります。
加熱時間が長いほど高温になります。
5.HDSH-60の電圧と寿命
上図の様に、定格電圧から10%下げて使用すると、設計寿命が3倍に伸びます。
定格電圧から20%下げて使用すると、設計寿命が9倍に伸びます。
6.手動制御→HCVDシリーズ
ハロゲンヒーター用 手動電源コントローラー HCVD シリーズの概要に移動
7.自動温度制御→HHC2シリーズ
高機能 ヒーターコントローラー HHC2 シリーズの概要に移動
8.HDSH-60の構成
9.HDSH-60の外形図