線加熱型ハロゲンラインヒーターによる広範囲の面加熱

線加熱型を複数台並べ、焦点距離を定格距離から離すことで焦点幅が広がり広範囲の加熱ができます。(アウトフォーカス)

もちろん面加熱型でも同じように複数台並べれば広範囲の加熱は可能です。
面加熱型は焦点距離を離してもヒーターの焦点幅は変わらないので、加熱対象物以外に加熱したくない場合に有効です。
集光鏡幅よりも広範囲で加熱したい場合は線加熱型を選択してください。

注意する点が二つあります。

焦点幅が同じでも焦点距離が短いほど高い出力密度で照射でき、ランプの性能を活かした高温加熱ができます。

集光鏡の両端部は立ち上がり部分の為、安定加熱する部分は両端部を除いた長さです。

また、端部用のヒーターを別途用意する方法もあります。