熱風の温度と湿度が一定な乾燥を定常乾燥条件と呼びます。
4-2-1.熱風の風速を大きくすると熱伝達係数も大きくなります。
乾燥条件の熱伝達係数は風速の√2に比例します。
h ∝ √2u
従って、定率乾燥速度も√2に比例します。
Rc ∝ √2u
u :流体の速度(m/s)
h :熱伝達係数
Rc:定率乾燥速度
C :比熱(J/kg・K)
ρ:密度(kg/m3)
μ:粘度(Pa・s)
κ:熱伝導度(W/m・K)
4-2-2.風圧と風量
配管内を流れる空気の流量と圧力の関係は
Q=C×A×V で表せます。
流量[(m^3)/s] = 流速[m/s] × 管の断面積[m^2] x 流出係数
Q:流量
C:流出係数
A:流路面積
V:流速
P:圧力、差圧(パスカル)
ρ:流体密度
V=(2×P÷ρ)^0.5 ベルヌーイの定理の応用より
Q=C×A×(2×P÷ρ)^0.5