特徴
◎ 発熱体も熱電対も電線も被加熱流体に直接接触しないため、水蒸気や多少の腐食性ガスの加熱にも使えます。
◎ 塵やガスの放出を極限まで排除したヒータです。
○ 発熱体や熱電対は内側の石英管内に密閉封入されています。 気体はこの内側石英管と外側石英管の隙間を通ることにより間接的に加熱されます。
△通常のヒータ-にくらべると非常にタフですが、金属ケース(ステンレス製)や石英ガラス,耐熱ゴムの限度がご使用条件になります。
× ヒータ内に残留しやすい物質を含む様な流体の加熱には適しません。
◆ 500℃の高温熱風を短時間に吐出。
◆ 熱風吐出部に熱電対を装備。 簡単に温度管理ができます。
◆ 窒素を直接加熱できるので、嫌気性微生物の実験に使えます。
◆ エアーを供給し電気加熱して吹出すだけ、炎が出ないので安全でクリーンです。
◆ 熱風ヒーターの容量は、100W~12kWの広い範囲で製作できます。
◆ 外径φ13~140mm、ヒーター部がコンパクトです。
使用可能な気体の種類
◎詳細な技術情報は、右記の「カテゴリー>技術情報>熱風ヒーター」でご確認下さい。
配管配線例
●二重ガラス管型熱風ヒーターの構造
- 熱風出口
- 熱風出口出金具:黄銅ニッケルメッキ
- 熱風出口熱電対:K・R型
- 六角部:黄銅ニッケルメッキ
- 加熱外管:石英ガラス
- 加熱内管:石英ガラス
- 発熱管:SUS304
- 発熱体:鉄・クロム・アルミ合金
- 絶縁管:アルミナセラミックス
- 発熱管ベース:ステアタイト
- 耐熱ゴム栓:シリコンゴム、又は、フッ素ゴム
- 封止ゴム管:シリコンゴム、又は、フッ素ゴム
- ヒーター電源線:フッ素樹脂FEP被覆、又は、ガラスクロス
- 熱風出口熱電対補償導線:フッ素樹脂FEP被覆、又は、ガラスクロス
- 発熱体熱電対補償導線:フッ素樹脂FEP被覆、又は、ガラスクロス
- 六角部:黄銅ニッケルメッキ
- 気体供給金具:黄銅ニッケルメッキ
- 気体供給口