問題点
加熱検査のデータが上書きできないように厳密な運用が求められた。
⇒改善のポイント
高機能ヒーターコントローラーHHC2にEthernet通信機能を搭載して、
加熱検査データを上位に自動送信した。
基準に満たない場合でも、データ入力を自動的に行い共有化できた。
更に、検査記録がペーパーレスになったので業務の効率化を推進した。
◎ペーパーレス化のメリット
◆改竄防止
基準に満たないデータでも、自動記録を行い共有化することで、現状が正確に把握できます。
上書き防止機能を設定することにより、改変を容易に行うことが出来なくなり、信頼につながります。
◆改善や設備投資の為の基礎資料自動収集
基準に満たない場合でも、データ入力を自動的に行い共有化することで、改善や設備投資の為の基礎資料になります。
◆コスト削減
紙媒体の取り扱いは保管スペースの確保も必要ですし、書類を管理する為には人件費もかかります。
電子データ化してしまえば、数百枚に及ぶ資料も場所を取らずに保管できます。
◆検索性の向上
紙媒体の場合、目的の情報を探し当てるのに時間を要します。
しかし、対象がデータファイルであれば、検索するだけで目的の情報を発見することが可能となります。