このページの目次
紫外線殺菌の長所と短所
長 所
1.安全です。
過剰注入や残留物による取扱の危険性がなく、また副生成物を形成することがないので、人体や環境に影響を与えません。塩素のような臭いや刺激がありません。
二次汚染の心配がなく、二次処理の必要もないため、設置面積が小さくなります。
2.管理がシンプルで簡単です。
装置構造がシンプルで、取り扱いが簡単です。
3.経済的です。
薬品を使用しないので、注入装置も不要ですし、ランニングコストも軽減できます。
4.確実な殺菌効果があります。
菌に耐抗性を作りません。 細菌、ウィルスなど、ほとんどの微生物に効果が有ります。
5.対象物にほとんど変化を与えません。
水や空気に何かを加えるといったことではなく、紫外線を照射するだけなので、色、匂いといった環境を変化させません。
6.処理時間が短くて済みます。
わずか数秒の照射時間で殺菌ができます。
短 所
1.残留効果が有りません。
紫外線が消えれば、効果は無くなります。
2.対象が表面に限られます。
光の届く範囲が有効範囲です。
3.紫外線光をさえぎるものがあると効果が有りません。
影の部分には、紫外線は届かず、殺菌効果は有りません。
4.人体への直接照射、皮膚や目への照射は悪影響があります。
長時間の照射は日焼けなどの症状を起こします。。